いま、真弓の山頂に戦国の山城が、四百年ぶりに蘇った。足助城は戦国時代の山城です。発掘調査などに基づく本格的な山城の整備は全国でも初めての試みです。戦国大乱の時の山城とは何か…ごゆっくりご観覧ください。

入場にいついて

●入場料 おとな/300円 高校生/100円

●公開時間 午前9時~午後4時30分(入城は午後4時まで)

●休城日 木曜日(ただし、4月29日~5月5日及び11月を除く)年末年始(12月25日から1月5日)〒444-2424 愛知県豊田市足助町須沢39-2


①堀切

足助城の中心施設と、南の山上に伸びる施設を区切る役割をもった堀です。堀の底を通路としても使っていました。

②③南の丸腰曲輪1・2

西南の谷間を監視する曲輪だったのでしょうか。小さな建物があったようですが、よくわかりません。

④井戸

足助には、山の斜面からの湧水を溜めるために作った井戸もありました。深い掘り抜き井戸のようにツルベを使うのではなく、大きな柄杓で汲みました。

⑤西の丸腰曲輪1

この曲輪の先端部分は、掻き上げた土で固められています。小さな建物があったようですが、よくわかりません。

⑥本丸腰曲輪3

足助の町を見下ろすとともに、岡崎・名古屋への街道が眺められます。2棟以上の建物 があったことがわかっています。

⑦西の丸

西の丸と南の丸を結ぶ通路にある小さな曲輪です。建物の基礎がみつかりましたが、足助城で基礎を使った建物跡はこの曲輪だけです。

⑧南の丸

この曲輪は、角ばった扇形に造られています。台所の役割をもつ曲輪で、復元した建物跡の他に、カマドに使われた石や炭などがみつかっています。

⑨西物見台

この物見台は、大きな岩盤の上にあります。2.7×5.4mの矢倉は、掘っ建て柱の建物です。2層にしたのは、間近まで他の建物が建てられたためでしょう。

⑩本丸腰曲輪1

美濃(岐阜県)の東部の街道を、正面に望むことができます。

⑪北腰曲輪2

信州(長野県)への街道を、正面に望むことができます。台形の建物跡がみつかりました。

⑫北腰曲輪1

信州(長野県)への街道を、正面に望むことができます。本丸寄りに、4.5×6.8mの建物跡がみつかりましたが、建物の中を通って本丸へ行ったのでしょう。

⑬南物見台

矢倉の上から、南方に鶏足城を望むことができます。鶏足城への連絡を兼ねた矢倉だったのでしょう。

⑭本丸

足助城の中心である本丸は、足助の町並みを眼下に見下ろすとともに、信州と美濃への街道、岡崎・名古屋への街道を望むことができます(標高301m)。発掘調査に基づき、掘っ建て柱の高櫓と長屋が復元されました。高櫓は、江戸時代の天守閣にあたるものです。