暮らしの手作り講座は手間暇かけるモノ作りの楽しさを学ぶ講座です
足助屋敷のテーマには『自分の生活に必要なものは自分でつくる』という教えがあります。何でも買える時代だからこそ、真の豊かさとは何かを深く考え、物質的な豊かさだけでなく、心や精神の豊かさを追求していくことが大切です。この『暮らしの手作り講座』では毎回テーマが変わり、色々なことに挑戦できます。是非ご参加ください。
令和7年1月11日
今回の暮らしの手作り講座は「わらのご縁亀作り」です。
今回の講師は足助屋敷わら細工の島が担当します。
これは長寿・継続を意味する縁起物として、昔は各家々で作られていただものです。尻尾部分には稲穂を使い、豊作を祈願しています。
わらない
藁を編むことを綯う(なう)といいます。捩る(よじる)感覚ですね。足助屋敷では藁を編むなんていうと笑われてしまいます(笑)。必ず綯う(なう)でお願いします。
右ないと左ない
神道では、古来より「左が神聖・右が俗」と考えられているため、一説には神様から見て左側に太い方が来るように飾るべきとされています。
手作りのメリット
このあたりは注連縄(しめなわ)を作る習慣がありますが、これと同時にご縁亀も作られたようです。健康と繁栄と豊作を願い作られました。注連縄とともにかわいらしいご縁亀を作るのも良いものです。